会社設立日記

サポタント誕生までの2週間

サポタントが生まれるまでに必要だった時間は2週間でした。
実際に設立準備を進めた素人の目から見た会社つくりを読んでみたい方だけどうぞ♪

会社設立第1日目 2003年2月17日(月)

「最低資本金規制の特例」制度 http://www.meti.go.jp/policy/mincap/ を利用すれば 当分無理だと思っていた株式会社設立の夢が現実になることがわかった。4月1日(火)から事業を本格的にはじめるには、3月中に会社をつくる必要がある。どうせ3月につくるのなら、やっぱり3月3日(月)につくりたい。(覚えやすいから)

ということで。会社を3月3日に絶対つくるゾ!と勝手に心に決めた。もっと先に会社を作るつもりで、少し前に買っておいた本が役にたった。

有限会社株式会社のつくり方と運営―小さな会社の設立と運営がわかる本

例文に基づいて(ほとんど流用で)2時間でなんとか定款完成。また本によると類似商号がないかどうかを法務局で確認しておく必要があるとのこと。会社名は前にオフロで思いついた「サポタント(=サポート+タント(人))」にする。こんな造語を他に思いつく人がいるとは思いにくいが、とりあえず昼食休憩時間を利用して自転車で法務局に確認しに行く。類似商号の確認は「区(中央区など)」別であることも発覚。事務所の開設予定場所である西区のファイルを取り出し、チェックする。よし。「サポタント」の類似商号らしきものはなかった。「ホっ」よしよし。これでOKか。

次にすることを確認するため、またもや本を開ける。今度は「法人の印鑑手配に時間がかかるから早めにご手配を。」ということ。ハンコを買うなら以前からお知り合いの★ハンコヤドットコムさんと決めていたので、これは楽勝です。起業支援販売セットをクリックして注文完了。ネットでハンコまで手配できるとは、本当にいい時代だと痛感中。

明日は、司法書士の先生に★「あきない・えーど」で無料面談をお願いしている。

目的は:

(1)定款の内容チェック

(2)3月3日までの設立スケジュールの確認

(3)ノートに書き溜めた質問の数々

会社設立第2日目 2003年2月18日(火)

9:00から司法書士の吉田さんと初めての打合せを実施。
丁寧な説明でド素人の私にもよくわかった(吉田さん有難うございました)。

一番よくわかったことは、今からの準備で3月3日(月)の登記申請がかなり大変なスケジュールだということ。一番の難関は、「最低資本金規制の特例」を利用するために、登記申請前に近畿経済産業局に「確認申請書」を提出し、確認していただく期間が1週間~10日間かかるということだ。10日ということは、今日提出しても間に合わない可能性があるということ。いかんいかん! サポタントのモットーは、「常に前向きに」という言葉を思い出し、1週間で確認してもらえると楽天的に信じてスケジュールをたてる。

といいながら。
明日19日は、東京で研修会の事務局があるため終日何もできない。大阪に帰ってくるのは20日の朝だ。3月3日(月)の登記申請に間に合わせるには20日に公証人役場で定款を認証してもらって近畿経済産業局に、そのまま確認申請書を持ち込まないと、確認期間が1週間だとしても3月3日には間に合わない。

甘かった・・・。後悔の念が押し寄せてくる。

公証人役場に定款を提出するということは、もちろん最終版が必要だ。今はまだラフ案で添付資料も何も準備が出来ていない。

吉田さんのアドバイスはどんどん続く。
「書類には、床さんのご実印を押印していただき、印鑑証明が必要です」
え?印鑑証明が必要ーーーーー?し、市役所にも行かなくては・・・・・・・・・。
「定款は20日に公証人役場に持ち込まないと間に合いませんね。」

で、出来るのかーーー?本当にーーーーーー(滝汗)? 

とかなりブルーな気分でスケジュール帳を眺めていると、吉田さんの天使のような声が聞こえてきた。

私でよければ、必要な書類を明日中に準備させていただきますよ。

う、うれしすぎるーーー。
・・・・・でも、司法書士の先生に書類作成などをお願いしたら、○十万円は請求されるとウワサで聞いた覚えがぁ・・・・・・・・・・。そんなお金はもちろんありませんです。ハイ。
という心の声を察知したのか、吉田さんからすかさず次のフォローが。

大丈夫です。ベンチャーとしてがんばっていただきたいので本当に特別価格にさせていただきます。

この一言で私の心は決まり、次の瞬間「お願いします。」と深く頭を下げていた。あーーー。吉田さんに出会えて本当によかった。今日もひとつ夢をかなえるために奇跡がありました。

明日は東京でメールマーケティング塾の事務局がある。実家の母に「印鑑証明を明日とってほしいと」電話をかけた。本当に家族愛はあたたかい。(家族からはあなたは「勝手愛」デショ!というツッコミがありそうですが・・。)

会社設立第3日目 2003年2月19(水)

今日は朝7:45のフライトで東京へ。吉田さんに書類の作成をお願いしたので気分は非常に軽い。研修会をいつも通りに終え、その後の懇親会を23:00に後ろ髪ひかれながら辞し、私にしては付き合い悪くホテルに帰る。
ホテルで20日の申請に必要な資料の最終確認をする。

明日は、7:15のフライトで大阪へ帰って9:30から吉田さんと打合せだ。母が印鑑証明書を堺筋本町の大阪産業創造館オフィスまで持ってくる旨、メールが入った。「よくわからないけれど、体には十分気をつけておきなさい。」家族愛にホロリの一日だ。そういえば、母になんのために印鑑証明が必要か説明していない。会社をつくるといったらさぞかし驚くことだろう^^;

会社設立第4日目 2003年2月20日(木)

あああ。こんな日に限って飛行機が遅れた。大丈夫。電車を乗り継いでがんばれば9:30には間に合うはずだ。堺筋本町駅から走りながら、母と合流、印鑑証明書を無事入手する。

でも。なにかが違う。私の印鑑はこんな形だっただろうか? 悩みながらも道で受け取り、打合せ場所に向おうとした。
その前に。一言伝えた。「私会社つくるねん。3月3日のひなまつりに。」

母は絶句した。「えぇ?」
私はその場を立ち去った。(母なら今の一言で十分のハズ)
幸いなんとかミーティングの時間に間に合った。

最終の書類をチェックする。「やっぱり・・・・・・」印鑑が違う。ということは実印登録をしていた印鑑は自宅にある。吉田さんから、実印で押印すべき場所のレクチャーを受け印鑑を自宅にとりに帰ることになった。大丈夫。午後一番に公証人役場に定款認証をお願いし、その足で近畿経済産業局に行けば本日するべきことは終了だ。

実際に公証人は吉田さんの懇意にされている方だったので、認証もスムーズだった。そして。一番の懸案事項だった、確認申請書の返却は遅くても2月26日中に出来ると近畿経済産業局の方からお返事をいただいた。

【心の声その1】
よかったーーーーーー。26日に返却であれば、3月3日申請は余裕だぁ!!

【心の声その2】
・・・・・・つ、つかれたーーーーーーーーーーーーーー。

会社設立第5日目 2003年2月21日(金)

昨日のツカレタ余韻に浸っている時間はない。今日は午後からうりうり教習所の講座が2つ。うりたまコースは本日が最終回だ。今日の懇親会はいつも以上の盛り上がりだった。これから皆さんががんばっていかれることを心から祈念しています。

会社設立第6日目 2003年2月22日(土)

今日は役員候補の皆さんに関連書類に押印いただいた。
郵送していたら間に合わなかったけれど、幸い3名とも近くの方で間に合った。

【蛇足】
本日あらたな発見があった。なんとサポタントは、誕生日のゾロ目率が高いということだ!
役員は私を含めて、4名だが、その内なんと3人の誕生日が

6月6日、1月1日、2月2日

とゾロ目なのだ! しかもサポタントの誕生日も3月3日にしようとしている。
こんな偶然ってあるだろうか? サポタントの妙な縁を感じた一日だった。

会社設立第7日目 2003年2月23日(日)

会社設立準備で滞っていた仕事をする。
会社というイレモノつくりは確かに大事だけれども、中身をきちんとすることはその1000倍も大事。会社作りを理解して、私の仕事まで引き受けてくださる込山さん、大池さんには本当に頭が下がりっぱなしだ。

早く会社を立ち上げてお返しをいっぱいします。
もう少し待っていてください。

会社設立第8日目 2003年2月24日(月)

近畿経済産業局から思った以上に早く、確認申請書返却の連絡をいただく。
早速司法書士の吉田さんにご連絡して、最終の資料チェックを28日(金)にするお約束をした。

次に気になるのが税務関係。あきないえーどで面談相談予約をする。
2月28日(金)にアポイントがとれた。

それとっ! ハンコが無事にハンコヤドットコムさんから納品された。
「サポタント株式会社」という文字にしばしジーンとする。

こんな場当たり的でいいのか心配しながらもなんとか前に進んでいることを実感。

会社設立第9日目 2003年2月25日(火)

4月からもう一つ立ち上げたい事業があるので、ランチ時間を利用して
あきないえーどに登録されている小山さんとミーティング。

小山さんのアドバイスは適切で、事業の甘さを痛感。
次回のミーティングまでにしっかりとプランを考えなければ。

会社設立第10日目 2003年2月26日(水)

今日は会社作りは一切お休み。

大きなイベントがあった。
受付を最初だけお手伝いしていたら、うりうり生の中尾さんが登場。
「どこでも登場する人やなぁ。」と半ばあきれ口調で会場へ入ってしまった。
そんな人をストーカーみたく言わなくても・・・・・・。

明日はうりうり教習所のメールマガジン配信日だ。
原稿もつくらなくてはーーーー。
毎日がイッパイ、イッパイです。

会社設立第11日目 2003年2月27日(木)

資本金を入れるため個人名義の銀行口座を新規開設した。
吉田さんからの指示通り、通帳の必要ページのコピーをとる。

再度、役員の皆様が必要なところに押印されているかどうかを確認。
これで明日の朝の吉田さんとの打合せを待つのみだぁ!

会社設立第12日目 2003年2月28日(金)

9:00から吉田さんと最終の打合せを行った。こちらで準備した資料と吉田さんが準備された資料をその場で袋綴じにし、必要場所に押印。サポタントの印鑑がデビューし、感慨もひとしおだった。さぁ、これで3月3日(月)に書類を提出するだけとなった。

ランチ時間は、公認会計士の田邉さんとミーティング。今後の税務署への届け方法などを確認したが、やはり一人ですることに限界を感じた。その時。

「それくらいならやりますよーー。」

という天使のささやきが。

私の表情は、かなり口以上にモノを言うことを再認識。と同時に。こんなステキな田邉さんには是非顧問になっていただくことを決意。今日もいいことがありました。

午後からは東京での研修会参加のため、出張。大嫌いな飛行機も最近ずいぶんとなれてきた。

会社設立第13日目 2003年3月1日(土)

夕方に東京から帰阪。
会社作りは本日お休み。

会社設立第14日目 2003年3月2日(日)

明日提出する資料を1頁、1頁、丁寧にデジタルカメラで撮影した。
会社のつくり方を本にしようという野望があるからだ。
でもこんなに簡単ではたして本になるのかどうか・・?

明日は8:30の法務局の業務開始と同時に書類を提出する予定。

祝 サポタント株式会社 誕生 2003年3月3日(月)

さすがにあまり眠れなかった。
8:30に法務局に出向いて、申請書類を提出。受理まで約15秒。
物事がうまく行くときというのは「準備沢山、本番一瞬」だ。
これが今までの私の経験。

さて、窓口で書類を受理された後、預かり書のようなものを引き換えにいただいた。
3/6(水)以降に書類の不備などで補正が必要な企業は掲示板にはり出されるとのこと。

つまり何もはり出されなければ、3/3の設立で決定となるということだ。
追試対象者が掲示板にはり出されるという忌まわしい過去が蘇る。
これだけ吉田さんと二人で確認したのだから全然心配していない。
するもんかっ

その後、まだ机もない新事務所に出社する。いろいろお祝いの品が届き始める。本当にウレシイ。夕方にびっくりするようなうれしいプレゼントが届いた。よせがきドットコムでつくられた、新会社設立に対するお祝いのヨセガキだったが、なんと総数117件!

しかも全員が大阪産業創造館に勤めてからお知り合いになった皆様ばかりだ。
このヨセガキは絶対に何かに印字してサポタントの社宝にすることを決意。
ステキなメッセージをいただいた皆様、本当に有難うございましたm(__)m
サポタントは皆様のお手伝いをしながら、ハッピーに仕事をしていきます。

【蛇足】
夜は新役員とささやかながら「設立の宴」を催す。雰囲気も絶好調のときに、
1枚の色紙を取り出され、思いついた言葉を書くようにとせかされた。

何が何だかわからずに思いついた言葉は「大成功」
字は乱れたものの、気持ちは本気です。目指せ!大成功!(←かなりあやしい・・・・^^;)

私のつたない日記に最後までお付合いいただきまして、どうも有難うございました。

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